パソコンが遅くなった(重くなった)時の対処法

CPU利用率を、どこでチェックするか

 

CPUの状態に疑いがありそうな場合、Windowsでどう対処するかを説明します。タスクバーを右クリックして「タスクマネージャ」を選ぶか、[Ctrl]+[Alt]+[Del]を押して「タスクマネージャ」を起動させましょう。すると“CPU利用率”がグラフで表示されます。CPU利用率が100%になりっぱなしであれば、パソコンの反応はきわめて遅くなっているはずです。

 

チェックポイント3は、タスクマネージャで“犯人の絞り込み”。HDDランプが光りっぱなしだったり、CPUがフルで回りっぱなしだったりしたら、タスクマネージャでもう少し詳細をチェックして原因をつきとめるのです。最初に「プロセス」タブを開いてください。ここで「表示」-「列の選択」から「I/O読み取り」と「I/O書き込み」にチェックを追加。すると現在動いているプロセスごとのCPU負荷、HDD読み書きの状態がわかるようになります。

 

続いて「CPU」と書かれた列の先頭をクリックして、CPUを利用している順にプロセスを並べかえてください。もしこの段階で、とくに重い作業をしているわけでもないのにCPUを90%くらい使っているプロセスがあれば、これが容疑者というわけです。