パソコンが遅くなった(重くなった)時の対処法

容疑者がわかったら、そのアプリケーションを閉じる

 

プロセスタブで容疑者が浮かびあがったら、そのプロセスのアプリケーションを終了すればパソコンの動きが速くなる可能性が高まります。場合によっては再起動しなければならないこともあるので、そのさいはめんどうがらずに再起動してください。

 

同様にHDDの読み書き(I/O読み書き)もチェックして、なにか特定のプロセスがパソコンの資源を使いまくっていないか確認します。一連の作業で怪しい動きをするプロセスのアプリケーションを見つけたら、その後もチェックを続けることが必要です。もし頻繁におかしい動きをするようなら、まずアンインストールして、再度インストールしてみましょう。それでもおかしな動きが続くなら、ちがうアプリケーションに切り替えたほうがいいと推測されます。

 

チェックポイント4は、メモリ容量の確認です。今度はタスクマネージャの「パフォーマンス」タブにもどり、左下にある「コミットチャージ」の合計値を見てみましょう。ここに出ている数字(たいてい400M~1Gバイト)と、右中央の「物理メモリ」の数字を見比べます。「物理メモリ」とはパソコンに入っているメモリの容量で、「コミットチャージ」はWindows自体や現在動作しているアプリケーションが使っているメモリの量だと理解しておけばOK。もしこのコミットチャージが物理メモリを超えているなら、使用しているパソコンはメモリ不足だということなのです。